榊原温泉(三重)湯元榊原館の温泉分析書
三重県の榊原温泉にある湯元榊原館の温泉分析書です。
源泉かけ流しの源泉風呂は、入るとすぐに肌にぬめりを感じることができる良い温泉です。
日帰り温泉『湯の庄』のお風呂は、湯元榊原館の宿泊者と同じお風呂です。
入浴時間は9:00~20:00(受付18:00)で、料金は大人1,000円(浴用タオル、作務衣貸出し)、小人500円です。
温泉分析書の記載内容
アルカリ性単純温泉(低張性、アルカリ性、低温泉)です。
源泉風呂は源泉かけ流しで、内湯と露天風呂は加温だけ行っています。
源泉風呂は温度が低いため最初は冷たく感じますが、しばらく浸かっていると体が温まってきます。
シャワーも温泉です。
源泉名 | 榊原温泉 榊原館七栗の湯 |
源泉温度 | 31.2℃ |
湧出量 | 230L/分 |
pH値 | ー |
泉質 | アルカリ性単純温泉 (低張性、アルカリ性、低温泉) |
溶存物質 (ガス性のものを除く) |
340mg |
加水の有無 | 無し |
加温の有無 | 無し |
循環の有無 | 無し |
ろ過の有無 | 無し |
入浴剤の使用 | 無し |
消毒の有無 | 無し |
単純温泉とは
源泉の温度が25℃以上あるため、温泉として認定された温泉です。
単純温泉 | 源泉温度が25℃以上 |
塩化物泉 | 塩類泉 溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000mg/kg以上 |
炭酸水素塩泉 | |
硫酸塩泉 | |
二酸化炭素泉 | 特殊成分を含む療養泉 |
含鉄泉 | |
硫黄泉 | |
酸性泉 | |
放射能泉 | |
含よう素泉 |
アルカリ性とは
水素イオン濃度による分類で、以下のように定義されています。
アルカリ性 | 美肌効果あり | pH8.5以上 (pH10.0以上は強アルカリ性) |
弱アルカリ性 | pH7.5〜8.5 | |
中性 | pH6.0〜7.5 | |
弱酸性 | 殺菌効果あり | pH3.0〜6.0 |
酸性 | pH2.0~3.0 (pH2.0未満は強酸性) |
低張性とは
温泉の浸透圧による分類で、人間の身体を作っている細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張液といいますが、これは8.8gの食塩を1リットルの水に溶かした食塩水に相当します。この等張液を基準に、以下の3つに分類されています。
低張性 | 等張液より浸透圧の低いもの (8g/kg未満) 水分が吸収されやすい (ふやけやすい) |
等張性 | 等張液と同じ浸透圧を持つもの (8g~10g/kg) |
高張性 | 等張液より高い浸透圧を持つもの (10g/kg以上) 成分が吸収されやすい (湯あたりしやすい) |
*等張性と高張性は濃い温泉ということができます。
低温泉とは
泉温が25~34℃の温泉のことで、温泉は湧出地(源泉)での泉温により次の4つに分類されています。
高温泉 | 42℃以上 |
温泉 | 34~42℃ |
低温泉 | 25~34℃ |
冷鉱泉 | 25℃未満 |