湯の峰温泉(和歌山)公衆浴場の温泉分析書

開湯1800年、日本最古の湯と言われる湯の峰温泉「薬(くすり)湯」と「飲泉用温泉」の温泉分析書です。

岩風呂「つぼ湯」は熊野本宮の参詣道の一部として世界遺産に登録されています。

熊野詣を兼ねて訪れたい癒しの温泉です。

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場

<薬湯>

浴槽は大人3人が入ると一杯になってしまうぐらいの大きさですが、源泉かけ流しの硫黄泉は心地よいです。

料金は390円で、朝6:00から営業しています。

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場「薬湯」です

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場「薬湯」温泉分析書

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場「薬湯」 (2)

温泉分析書の記載内容

含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性、中性、高温泉)です。

源泉かけ流しです。

源泉名 平成1号、4号、5号、6号、小栗湯の混合泉
源泉温度 70.8℃
湧出量 測定不能
pH値 6.9
泉質 含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
(低張性、中性、高温泉)
溶存物質
(ガス性のものを除く)
1,568mg/kg
加水の有無 無し
加温の有無 無し
循環の有無 無し
ろ過の有無 無し
入浴剤の使用 無し
消毒の有無 無し

<飲用温泉水>

飲泉ができる場所もあります。

10L 100円で持ち帰りもできます。

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場飲用温泉水

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場「飲用温泉水」温泉分析書

温泉分析書の記載内容

含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉(低張性、中性、高温泉)です。

源泉名 上人湯
源泉温度 78.8℃
湧出量 4L/分
pH値 7.2
泉質 含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉
(低張性、中性、高温泉)
溶存物質
(ガス性のものを除く)
1,786mg/kg
加水の有無 無し
加温の有無 無し
循環の有無 無し
ろ過の有無 無し
入浴剤の使用 無し
消毒の有無 無し

*飲用の許可も取られています。

<つぼ湯>

小栗判官再生の湯として有名な「つぼ湯」です。

貸切制で料金は770円です。

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場「つぼ湯」

和歌山 湯の峰温泉公衆浴場「つぼ湯」 (2)

湯の峰温泉公式サイト

含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉とは

溶存物質(温泉成分)が規定値(1,000mg/kg)を超えているため、塩類泉に分類される温泉です。

また、硫黄とナトリウムイオンと炭酸水素イオン、塩化物イオンが規定値を超えているため、含硫黄ーナトリウムー炭酸水素塩・塩化物温泉という名称になります。

単純温泉 源泉温度が25℃以上
塩化物泉 塩類泉
溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000mg/kg以上
炭酸水素塩泉
硫酸塩泉
二酸化炭素泉 特殊成分を含む療養泉
含鉄泉
硫黄泉
酸性泉
放射能泉
含よう素泉

中性とは

水素イオン濃度による分類で、以下のように定義されています。

アルカリ性 美肌効果あり pH8.5以上
(pH10.0以上は強アルカリ性)
弱アルカリ性 pH7.5〜8.5
中性 pH6.0〜7.5
弱酸性 殺菌効果あり pH3.0〜6.0
酸性 pH2.0~3.0
(pH2.0未満は強酸性)

低張性とは

温泉の浸透圧による分類で、人間の身体を作っている細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張液といいますが、これは8.8gの食塩を1リットルの水に溶かした食塩水に相当します。この等張液を基準に、以下の3つに分類されています。

低張性 等張液より浸透圧の低いもの
(8g/kg未満)
水分が吸収されやすい
(ふやけやすい)
等張性 等張液と同じ浸透圧を持つもの
(8g~10g/kg)
高張性 等張液より高い浸透圧を持つもの
(10g/kg以上)
成分が吸収されやすい
(湯あたりしやすい)

*等張性と高張性は濃い温泉ということができます。

高温泉とは

温泉は湧出地(源泉)での泉温により次の4つに分類されています。

高温泉 42℃以上
温泉 34~42℃
低温泉 25~34℃
冷鉱泉 25℃未満

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