「泉質」による分類

泉質は10種類に大別されますが、正式な泉質名はイオン名との組み合わせや、特殊成分などにより細分化されています。

泉質の10種類は下記の通りで、「掲示用泉質名」と呼びます。

  1. 単純温泉
  2. 塩化物泉
  3. 炭酸水素塩泉
  4. 硫酸塩泉
  5. 二酸化炭素泉
  6. 含鉄泉
  7. 硫黄泉
  8. 酸性泉
  9. 放射能泉
  10. 含よう素泉

正式な泉質名は、「単純温泉」「単純硫黄冷鉱泉」「ナトリウムー塩化物泉」「酸性・含硫黄ーカルシウム・ナトリウム・マグネシウムー硫酸塩・炭酸水素塩泉」などとなります。

「浸透圧」による分類

温泉は各種の塩類が溶けている液体で、「浸透圧」というものを持っています。人間の身体を作っている細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張液といいますが、これは8.8gの食塩を1リットルの水に溶かした食塩水に相当します。この等張液を基準にして温泉を比べると次の3つに分類されます。

低張性 等張液より浸透圧の低いもの(8g/kg未満)
⇒水分が吸収されやすい(ふやけやすい)
等張性 等張液と同じ浸透圧を持つもの(8~10g/kg)
高張性 等張液より高い浸透圧を持つもの(10g/kg以上)
⇒成分が吸収されやすい(湯あたりしやすい)

浸透圧の分類は、「等張性と高張性は濃い温泉」という程度の参考にすればよいです。

「水素イオン濃度(液性)」による分類

アルカリ性 美肌効果あり
ツルツル
ph8.5以上
弱アルカリ性 ph7.5~8.5
中性 ph6~7.5
弱酸性 殺菌効果あり
ピリピリ
ph3~6
酸性 ph3未満

「泉温」による分類

温泉は湧出地(源泉)での泉温によって次の4つに分類されます。

高温泉 42℃以上
温泉 34~42℃
低温泉 25~34℃
冷鉱泉 25℃未満