御岳明神温泉(長野)「やまゆり荘」の温泉分析書
長野の木曽開田高原にある御岳明神温泉「やまゆり荘」の温泉分析書です。入浴料600円
温泉分析書の記載内容
源泉名 | 混合泉(御岳明神温泉1号泉、2号泉) |
源泉温度 | 34.5℃ |
湧出量 | ー |
pH | 6.4 |
泉質 | ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉 (低張性・中性・温泉) |
溶存物質 (ガス性のものを除く) |
2,413mg/kg |
加水の有無 | 有り (温泉の供給量の不足を補うため) |
加温の有無 | 有り (入浴に適した温度に保つため) |
循環の有無 | 無し |
ろ過の有無 | 無し |
入浴剤の有無 | 無し |
消毒の有無 | 有り (衛生管理のため塩素系薬剤を使用) |
ナトリウム・カルシウム・マグネシウムー炭酸水素塩・硫酸塩温泉とは
溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000mg/kg以上あり、ナトリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンと炭酸水素塩イオン、硫酸塩イオンが規定値の20ミリバル%以上含まれている温泉です。
単純温泉 | 源泉温度が25℃以上 |
塩化物泉 | 塩類泉 溶存物質(ガス性のものを除く)が1,000mg/kg以上 |
炭酸水素塩泉 | |
硫酸塩泉 | |
二酸化炭素泉 | 特殊成分を含む療養泉 |
含鉄泉 | |
硫黄泉 | |
酸性泉 | |
放射能泉 | |
含よう素泉 |
低張性とは
温泉の浸透圧による分類で、人間の身体を作っている細胞液と等しい浸透圧を持つ液体を等張液といいますが、これは8.8gの食塩を1リットルの水に溶かした食塩水に相当します。この等張液を基準に、以下の3つに分類されています。
低張性 | 等張液より浸透圧の低いもの(8g/kg未満) ⇒水分が吸収されやすい(ふやけやすい) |
等張性 | 等張液と同じ浸透圧を持つもの(8g~10g/kg) |
高張性 | 等張液より高い浸透圧を持つもの(10g/kg以上) ⇒成分が吸収されやすい(湯あたりしやすい) |
*等張性と高張性は濃い温泉ということができます。
中性とは
水素イオン濃度による分類で、以下のように定義されています。
アルカリ性 | 美肌効果あり | pH8.5以上 (pH10.0以上は強アルカリ性) |
弱アルカリ性 | pH7.5~8.5 | |
中性 | pH6.0~7.5 | |
弱酸性 | 殺菌効果あり | pH3.0~6.0 |
酸性 | pH2.0~3.0 (pH2.0未満は強酸性) |
温泉とは
温泉は湧出地(源泉)での泉温により次の4つに分類されます。
高温泉 | 42℃以上 |
温泉 | 34~42℃ |
低温泉 | 25~34℃ |
冷鉱泉 | 25℃未満 |